自分は自然が好きだという方、あなたは本当に自然が好きだと言えますか?私に言わせれば、車やバイクなどで旅行する人なんて、「自然が好きだ」なんて言う資格はありません。特に今流行りのオートキャンプなんて最低です。とても自然が好きな人がすることだとは思えません。そんな人たちは思っているだけで本当に好きだとは言えないと思います。本当に好きな者・愛する者
は傷つけたくない・守りたいと考えると思います。車は排気ガスで確実に自然を壊し、汚しています。あのエンジン音は、鳥のさえずり、川のせせらぎ、波の音、虫の鳴き声、そよ風・・・・自然に浸っていた心地よい気分を台無しにします。
自然が好きなら、電車やバスなどを利用するにしても、主要な移動する手段として、排気ガスを出さない自転車か歩きにするべきです。というより、本当に好きならそうすることが当然と思うはずです。それに今はまだ車で自然を楽しみに行くこともきますが、今の消費社会を続けたなら、その美しい自然はなくなってしまいます。取り返しのつかないことになる前に車を乗り回す旅行は止めませんか?ついでに車を乗り回す生活も・・・。
となんだかんだ偉そうに書いてきましたが、車を利用することの全否定するわけではありません。旅の途中でバイクの方々と話すこともありますし、いい人もたくさんいます。私も技術者の端くれですから、機械をいじるのも好きです。日本の社会は自動車産業によって、発展してきたから、今の生活があるのですし。ですが、やはり、今の人間の生活スタイルは持続可能な社会ではないでしょう。手遅れになる前に生活スタイルを変えていかなければならないと思います。
最後に東京クリティカルマスの榎本氏の素晴らしい文章があるので引用しておきます。
20XX年、道路から車の姿が消え、電気、食料品、プラスチック製品など石油に支えられて流れていた物は軒並み価格が上昇した。水びたしのの都市、枯れ果てた森を見て人々は思うだろう。石油とは、自動車とは人間にとって何だったのだろうか? 便利さ、利益を追求した果てにあるもの・・・それは選択の余地を与えない大量のモノ社会と、考える余地を与えない情報社会、そして傷だらけの山、川、海・・・自動車を中心とした交通システムは人間の生存していく上で負の部分があまりにも多すぎる。そんな息詰まった世界に危機感を感じた何人かが、自分たちが選択できる世の中、考えられる世の中、そして持続可能な世の中を求めて自転車で東京を走りはじめた。既に世界の多くの都市で行われている自転車乗りたちの集まり「クリティカルマス」だ。自転車は東京のような超過密都市において最高の乗り物である。わずか10kgの車体で時速50kmで走ることもできる。折り畳めばスーツケース大の大きさになり、電車にもバスにも乗せることができる。何よりも自らの足によって移動する「自由」を手に入れることができるのだ。
私の頭の中にはもう一つの未来がある。水びたしの都市、枯れ果てた森を見るのではなく、街に自転車があふれ、緑の多い自転車道、整備された駐輪場、鉄道と自転車を中心とした交通システム、その時人々はこう思うだろう。「転換期は重要だった」と・・・
(「CRITICAL MASS REPORT」冒頭より)